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Ubuntu 10.04 LTSで自宅サーバ立ち上げメモ

自宅サーバを立ち上げた時のメモです。適当にメモってたものを後でまとめただけなので、色々と間違いはあるかも。

やりたいこと

サーバの用途は以下の通り

  • ディスプレイには繋げたくない→自動ログイン+リモート・デスクトップ(VNC)起動
  • 宅内向けのファイルサーバ用途→Samba
  • 宅外向けのウェブサーバ用途→Apache

普通の自作PCUbuntu 10.04 LTSを導入。クライアント側はMacBook Pro(MacOS X 10.5)。

インストールCDの入手

前述の通り、Ubuntu 10.04 LTS 日本語 Remix CDを使用。本家は http://www.ubuntulinux.jp/products/GetUbuntu だが、繋がりにくかったのでミラーサイトのkddilabsから入手。

インストーラを起動

Live CDになっているので、ディスクを装填するとUbuntuが起動する。デスクトップ画面が出たら、画面左上のアイコンからインストールアプリを起動し、インストール開始。ざくっとした手順は、

  • タイムゾーンの設定
  • キーボードレイアウトの選択
  • パーティショニング
  • アカウントの設定
    • リモート・デスクトップで操作することが前提なので、起動時に自動的にログインにチェックを入れておく

30分程度でインストール完了。終わったら再起動。

詳しい手順は、http://sourceforge.jp/magazine/10/05/17/103243 に載っている。

自動ログインの設定

インストール時に設定できなかった場合は、

[システム]→[設定]→[ログイン画面の設定]で設定できる

リモート・デスクトップを有効化

[システム]→[設定]→[リモート・デスクトップ] を起動。「このマシンへの接続を毎回確認する」にチェックは外しておく。(ONになっていると、クライアント側から接続する度にサーバ側で毎回認証をしないといけないので)

VNCクライアントアプリは、Mac OS Xにデフォルトで同梱されているものを使う。/System/Library/CoreServices の「画面共有」というユーティリティがそれ。

ただ、リモートアクセス時にキーボード配列がUS形式になるのが不便。どうやって解決するんだろ?→いつの間にか解決してました。Shift-Spaceからの日本語IM起動も完璧。何が問題だった?

サーバ起動時に、毎回要求される自動ログイン時のキーリングの解除画面を表示しないようにする

これをしないと、リモート・デスクトップでクライアント側から接続しても、サーバ側でいったんキーリングの解除を求められるので、起動後にそのままクライアント側からアクセスとはいかない。

[アプリケーション]→[アクセサリ]→[パスワードと暗号鍵]へ進み「パスワード:login」のキーリングを削除する。(これを見つけるのがいちばん苦労した…)

Sambaサーバの設定

NAS用途で使いたいのでSambaをインストールする。

$ sudo apt-get install samba

ホームディレクトリ以下に適当にフォルダを作って、ファイル・ブラウザからそのフォルダを右クリックして「共有」タブに進み、

  • このフォルダを共有する
  • このフォルダ内でファイルの作成・削除を他のユーザに許可する
  • ゲストによるアクセス

の全てにチェックを入れる。

Apacheサーバの導入

$ sudo apt-get install apache2

後はゲートウェイ機器を弄れば宅外からも見れる。