子育てから見た「自由」
いま僕の娘は1才10カ月。ここ数ヶ月で本当によく話すようになった。
昨日も通園経路のマンションの脇に咲いているチューリップがいない(すでに枯れてしまっている)のを見て「チューリップいないねー、お散歩かな?」と言ったり、さらに他の家に咲いているチューリップを見つけて「チューリップここにお散歩してたー!」と言ったり。そのような会話を聞いていると、こどもの自由な発想に感心させられる。
そのうち娘も、花が咲いてはやがて枯れることや土に根を張って生きている事実を知っていくうちに、こういうことも言わなくなるのだろうが、だとしたら知識を身につけていくということは、自分を自分の世界に束縛して自由な発想を奪うことになるのだろうか?それとも、こどもの自由な発想というのは単なる大人の思い違いで、こどもは単に知らない中で好き勝手言っているのを、大人が錯覚して自由な発想と捉えてしまっているのだろうか?そもそも「自由」とは何なのだろう?
ただ少なくとも、幼いこどもは固定観念がないということは間違いない。無知に戻れば大人になってしまった僕もバイアスを破って成長して行けるのだろうか?
子育てを通して僕ももっと成長して行けたらなと思った。