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Thunderbird × Ligntningでスケジュール管理、Googleカレンダーとの同期を添えて

新年明けまして、今日から仕事始め。だるー

それはともかく、最近仕事のスケジュール管理が手帳やノートだけでは手に負えなくなってきて、パソコンでやりたいなと思い始め、試しにちゃちゃっとやってみることに。

まずは、Microsoft OfficeのOutlookをチラッと触ってみたが、

  • I/Fが分かりづらい、何だか難しい
  • 設定画面に専門用語多すぎ
  • フォントを変えても半角文字は強制的にArial? (レジストリをいじれば変更可らしいが。。。)
と、なんか直感的にもうダメ。

そこで普段使っているメーラーであるThunderbirdにスケジュール管理ができないものかと探してみた。

Lightningをインストール

そうしたら、MozillaプロジェクトにLightningというまさに求めていたアドオンを発見。なんだ、知らなかった。。。

http://releases.mozilla.org/pub/mozilla.org/calendar/lightning/releases/0.7/ より、最新リリース版である0.7 (lightning-0.7.win32.xpi)をダウンロード。

あとは、Thunderbirdより[ツール]⇒[アドオン]からインストールして再起動。

Googleカレンダーと同期

これで仕事のスケジュールは管理できるようになったが、プライベートのスケジュールはGoogleカレンダーを使って行っていたので、Lightningで同期を取れたらいいなと思って探したら、Provider for Google Calendarというアドオンをあっさり発見。

導入方法は、Mozilla Re-Mixさんの「Lightning」にGoogle カレンダーを同期させる「Provider for Google Calendar」に、詳しく載っているので、ここでは割愛。

ちなみに僕のLightningとGoogleカレンダーのスナップショットは以下の通り。ね、ちゃんと同期が取れてるでしょ。

lightning

google_calendar

おまけ - Thunderbirdで動的なプロキシの設定

同様に会社のThunderbirdで同じようなことをしてみたが、社外へアクセスする際はプロキシを通さないといけないので、そのままの設定ではGoogleカレンダーに上手くアクセスできない。

ところが、プロキシを設定するとPOP/SMTPなどのメールサーバーは社内WANの中にあるせいで、Googleにはアクセスできるようになったが、今度はメールサーバーにアクセスできない。

そこで、Thunderbirdのインターネット接続をよくみると、「自動プロキシ設定スクリプトURL」という気になる項目を発見。

thunderbird_internet_connect_config

詳細は割愛するが、以下のようなスクリプトファイルを用意して、ここに登録すればよい。
(スクリプトの書式については、NetscapeProxy Client Auto-Config File Formatを参照)

function FindProxyForURL(url,host) {
if (
dnsDomainIs(host,".localhost")||
dnsDomainIs(host,".localhost.localdomain")||
dnsDomainIs(host,"mail.example.jp")
)
return "DIRECT";
else
return "PROXY proxy.example.jp:3128; DIRECT";
}

スクリプトの処理は見たままだが、
  • localhost、メールサーバーへは直接接続する
  • それ以外は、プロキシを通して接続する。失敗した場合は、直接接続する
といったものである。

まとめ

Thunderbird × Lightningを使ったスケジュール管理、Googleカレンダーとの同期、必要な場合のプロキシの設定をまとめてみました。これで、
  • プライベートなスケジュールはGoogleカレンダー。家と会社で一元管理
  • 仕事のスケジュールは会社のPCでローカル管理
と、やりたいことがほぼ達成できました。

それにしても、メーラーでスケジュールの管理ってほんと便利ですね。仕事のスケジュールのメールが飛んできても、パッとコピペして登録みたいな感じで使えて。

Thunderbird × Lightning × Provider for Google Calendar、しばらく愛用しそうです。