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@uents blog

Code wins arguments.

単機能デバイスがなかなか消えない理由?

キャズムを超えろ!のケータイが進化すればiPodやウォークマンが売れなくなる....って本当か!?のエントリーより

多機能なデバイスが進化することで、単機能なデバイスの市場が奪われる、というのは机上ではよく聞く話。でも実際のところ、単機能デバイスの強みってものは相当大きくて、そう簡単には多機能デバイスに取ってかわられることはない。

  • カメラつきケータイが普及しても、デジカメは売れ続けている。
  • FAXモデム内蔵パソコンが普及しても、FAXは売れ続けた。
  • 電卓内蔵携帯が普及しても、電卓は売れ続けている。
  • ケータイ用ゲームが普及しても、ニンテンドーDSの売れ行きは止まらない。
  • そして、音楽ケータイが普及しても、iPodは売れ続けている。

いや、仰る通り。

このエントリーを読んで、Life is Beautifulの本質的でないものを徹底的に排除すると美しくなる(「アップルのデザインの秘密」より)の話を思い出した。

ジョブズは「どんな製品を作りたいか」というビジョンをものすごくはっきりと持っており、そこから少しでも外れるような機能は、どんなにすばらしいアイデアであろうと、チームメンバーがどんなに文句を言おうと、絶対に追加させたりしないのだ。


今のケータイに代表されるような多機能デバイスって、何がやりたいか・何を作りたいかってことよりも、とりあえずトレンドを調査して、あれもこれも縦割り的に機能を追加してみましたって商品が多過ぎる気がする。結果、お客さんにこういうことをやって欲しいんです、ていうアイデアやメッセージがさっぱり伝わってこない。(そして、小難しい、遅い、…)

多機能デバイスであれば、その多機能ぶりを活かした何かを提案しないといけないと思う。勿論、そこには必ずしも新しい技術は必要ない。ただ、その辺ってどれも何だかいまひとつ練りこまれてないんだよなあ。